球場で流れる『それ行けカープ<著名カープファン・リレー映像>』に出演。自身の入場テーマ曲が18年からチャンステーマ(『攻めろ!』)として使用されるなど、熱狂的な鯉党として知られる“プロレス界の4番”内藤哲也が広島アスリートマガジンWEBに乱入! 制御不能な男が、ほとばしるカープ愛、そして新日本プロレスを語り尽くします!
※毎月第2、第4金曜日掲載。

 

 広島アスリートマガジンWEBをご覧のみなさま、2週間ぶりの内藤哲也です。プロ野球の開幕日はいまだ決まっていませんが、オレが所属する新日本プロレスもゴールデンウイークまでの大会がすべて中止になってしまいました。シリーズで全国各地を回って、巡業の合間にカープの試合結果をチェックして……という日々が懐かしいと同時に、いまとなってはすごく贅沢な時間だったんだなと思います。

 交流戦が中止になったり、依然として開幕日が不透明な状況が続いています。ただプロ野球ファンの一人として、必ず開幕すると信じています。そこで今回はあえて今季のカープの戦力を分析してみたいと思います。

 なぜならプロレスもそうですが、ファンにとって一番楽しいのが「ああでもない、こうでもない」と先の展開を予想したり想像したりする時間であり、それが一番贅沢な時間、一番楽しい時間だと思うからです。ネガティブになっても仕方ないですし、みなさまもいろいろと想像されてみてはいかがでしょうか?

 さっそくカープの順位予想ですが、これはもう1位以外は考えられないですね(笑)。ファンだから優勝してほしいのは当然ですけど、冷静に見ても今年の戦力は充実していると思います。だって、昨年FA権を取得した野村祐輔投手、曾澤翼選手が残留して、菊池涼介選手も残ってくれたんですよ。

 ドラフトでは期待のルーキーの森下暢仁投手を獲得できたし、戦力面でのマイナスが見当たらないですよ。カギを握るとすれば投手陣のデキなんでしょうけど、オレの中でキーマンを挙げるとすれば、野手の西川龍馬選手ですね。