これまで『広島アスリートマガジン』が撮影してきた、広島スポーツにまつわるカットを蔵出し公開。今回は『2010年1月号』から撮影当時の様子と合わせて、紹介します。

 

 今回紹介するのは、2009年に行われた入団会見でのカット。野村謙二郎新監督のもと、8名の選手がカープに入団しました。

 何と言っても目を引くのが、野村監督の両隣にいる今村猛投手、そして堂林翔太選手。2人ともお若いですね!

 今村投手はプロ1年目に一軍デビュー、そして堂林選手も3年目の2012年に全試合出場と2人とも若い頃から一軍で活躍していましたが、気づけば今季でプロ11年目を迎えられました。昨季は共に悔しい思いをしただけに、今季はリベンジのシーズンとなることを期待しています!

【プロフィール】
今村猛
1991年4月17日生、長崎県出身。
2009年ドラフト1位
清峰高時代は、3年春の甲子園で全国制覇。カープでは、1年目からプロ初登板を果たすと、2年目の11年に一軍定着。54試合に登板した。その後、数年にわたりカープのブルペンを支える存在として存在感を発揮。2014、2015年は登板数が落ち込んだが、チームが25年ぶりの優勝を果たした2016年は67試合に登板。ジャクソン、中﨑翔太らと鉄壁のリリーフ陣を構成した。昨季の春先は二軍で調整していただけに、今季はチームのスタートダッシュに貢献してみせる。

堂林翔太
1991年8月17日生、愛知県出身。
2009年ドラフト2位
中京大中京高時代は、夏の甲子園で全国制覇。カープではプロ3年目に初の開幕一軍メンバーに選出されるち同年14本塁打を放ちブレイク。2013年からは監督の野村謙二郎氏が背負っていた背番号7を着用する。2年連続で本塁打なしに終わるなど、持ち前の長打力が鳴りを潜めていたが、今季はオープン戦、練習試合で再びその打棒が復活。2020年開幕スタメンの座をつかんだ。