マツダスタジアムのビジョンに流される『それ行けカープ<著名カープファン・リレー映像>』に出演。また自身の入場テーマ曲『STARDUST』が2018年からチャンステーマ(『攻めろ!』)として使用されるなど、熱狂的な鯉党として知られる“プロレス界の4番”内藤哲也。制御不能な男が、ほとばしるカープ愛、そして新日本プロレスを語り尽くします!

※毎月第2、第4金曜日掲載。

7.12大阪城ホール大会で王座から陥落したものの、ここからの巻き返しが内藤選手の真骨頂だ。

 広島アスリートマガジンWEBをご覧の皆様、2週間ぶりの内藤哲也です。

 プロ野球もいよいよお客様を入れての試合をスタートさせましたね。まだいろいろな制限、規制はありますけど、やはりお客様に見られながら試合をするというのは、選手からしても緊張感が違うでしょうし、ファンの方もあらためて球場で野球が見られることの良さ、うれしさを感じているんじゃないですかね。

 ただ、テレビで見ていてちょっと気になったのは、たまにお客様の応援する声が聞こえることですかね。声を出しての応援は控えるように言われていますし、大多数の方々はマナーを守っていると思いますけど、その中で声を出していると目立つし、けっこうハッキリと聞こえるんですよね。

 とくにヤジなんかは、オレもかつて(今も?)ブーイング、罵声を浴びることもありましたけど、意外と選手は聞こえていますから(苦笑)。球場に見に行かれる方には、どうか声とヤジは控えめにお願いしたいですね。

 オレが所属する新日本プロレスも、7月11日、12日の大阪城ホール大会から有観客興行を再開しました。久しぶりのお客様の前での試合は楽しかったし、気持ち良かったですよ。でも肝心のタイトルマッチは……IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルの2本のベルトをEVILに取られてしまいました。

 お客様を入れての大会が再開して、またこれから新日本プロレスを皆様に注目してもらえるリングにしていかないといけないし、そのためにもベルトを失ったからといって落ち込んでいるわけにはいかない。カープ共々ここから巻き返して、ふたたび頂点を狙っていきますよ。

 なので会場まで試合を見に来られる方は、あまり大きな声は出さず、ヤジも控えめにして(笑)、ぜひ大きな拍手、手拍子で選手を応援してください。