11月14日、B1公式戦初開催となる広島・エフピコアリーナふくやまにて、広島ドラゴンフライズと宇都宮ブレックスのリーグ第8節・GAME1が行われた。

 前節で京都に快勝した広島だが、日本代表選手や田臥勇太らを有する宇都宮は、攻守ともに隙がなく現在8連勝中。戦前の予想通り、試合は開始直後から宇都宮が猛攻を仕掛け、ホームの広島を押し込むシーンが多く見られた。

おりづる賞を獲得する活躍を見せた朝山正悟選手だが、宇都宮の勢いを止めるまでには至らなかった。

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開始直後から宇都宮の勢いを止めることができず、苦しい展開が続く。広島は田中成也のジャンプシュート、グレゴリー・エチェニケのインサイド攻撃で得点するが、10-29で終了。

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広島はジャマリ・トレイラー、トーマス・ケネディが得点を重ねるも、バランスよく攻める宇都宮にさらにリードを許し17-43で前半を終了。

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後半に入り息を吹き返した広島はアイザイア・マーフィー、トレイラーがゴール下へのドリブルからシュートを決める。終盤にはケネディが3ポイントを決め37-58で終了。

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広島はマーフィーのドリブルからのシュート、朝山正悟がレイアップを決めるが、大量リードを保つ宇都宮のペースを崩せないまま、54-84で試合終了。

 京都に快勝しB1初開催のエフピコアリーナふくやまに乗り込んだ広島だが、序盤からペースをつかめず30点差をつけられ大敗。川崎ブレイブサンダース戦や富山グラウジーズ戦でも見られたように、GAME1の入りが広島の一つの課題となっている。