◆遠藤は『高さ』を整えて、再現性が増した

 遠藤も、今季は大きく状態を上げています。

 彼が昨年まで二軍でやってきたことは、基本的にボールの『高さ』を意識することでした。

 遠藤の場合、投げているボール自体はずっと良かったのですが、高めに強いボールが行く分、全体的に高めに集まりやすいところがありました。ですので、全体的に低めに集めることを意識してもらいました。そこをより意識するようになったことで、その再現性が高くなったのだと思います。

 投手は良いボールを投げるだけではなく、それをどれだけ続けられるかが大事です。

 遠藤の場合は、もともと良い質のボールを持っていました。その中で、高さを意識することで、より安定して自分の球を投げられるようになってきたのだと見ています。

 二軍で苦しんでいた時期も見てきているだけに、今季のように一軍で投げている姿を見ることができたのはうれしいですし、これからももっと頑張ってもらいたいと思っています。

(第2回へ続く)

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