遠藤淳志は「高さ」を意識し、髙太一はストレートに自信を持ち、今季、大きく飛躍を遂げた。 2人の成長を見てきた野村祐輔二軍投手コーチが、左右リリーフの今季の変化とその要因を語った。 (全2回/第1回)

2024年限りで現役を引退し、2025年シーズンからは指導者としてチームを支えている

◆ストレートへの自信がついた髙

 髙は、中継ぎとして何もかもが初めての経験にも関わらず非常に頑張っていたと感じます。

 ブルペンで待機すること、春先から夏場以降ずっと一軍で戦い続けることも初めてだったはずですから、今シーズンは本当に勉強というか、いろいろな経験ができていたシーズンだったと思います。

 2025年シーズンと比べて一番変わったのは、やはrストレートに自信を持っていることです。昨季、三軍で指導する上でも、僕はストレートを一番ポイントにしていました。なぜかというと、ストレートが良くなって、他の球種が悪くなるというのは、あまり聞いたことがないからです。

 新しい変化球を覚えたことで、今まで投げていた球が少し悪くなるということはあります。でも、ストレートが良くなって変化球が悪くなるというのは、僕自身の経験からしてもあまりありません。基本的に、どの投手もストレートが良くなれば、全体的に良くなると考えています。

 髙は今シーズン、そのストレートに自信を持って投げられるようになっていました。だからこそ好投にもつながり、結果にもつながったのではないかと思います。