カープが大好きな役者・我善導がナビゲーターを務めるカープTシャツコレクション。カープファンの心を魅了し続けるTシャツを、役者生活20年目を迎えた我善導が語り尽くす。懐かしのTシャツから最新Tシャツまで、たくさんのTシャツがありますが、どれが紹介されるかはナビゲーターの気分次第。果たして、あなたのお気に入りの1枚は取り上げられるのか!？カープTシャツの魅力を新たな視点で切り取った連載。11回目の幕開けです！
◆カープTシャツコレクション～今週の1枚～◆
カープTシャツコレクション案内人の我善導です。
5月になりましたね。5月といえば鯉のぼりの季節。ということはカープの季節です！きっと今月のカープはやってくれるはず！引き続き、全力応援していきましょう！
さて話は変わりまして2021年4月24日。この日1031日ぶりの白星を挙げて見事な復活劇を魅せてくれた選手がいます。それは高橋昂也選手。「こやまる」の愛称でファンに愛されている選手です。
左肘のトミー・ジョン手術を乗り越えて、966日ぶりの一軍マウンドに上がったのが4月18日の中日戦（バンテリンドーム）。5回を投げて78球1安打無失点（2四球）のナイスピッチングでした。この日、残念ながら高橋昂也選手に勝ちがつくことはありませんでしたが、左腕の好投に興奮したものです。そして思いました「次こそ…次こそ高橋昂也に白星を」と！
迎えた6日後の4月24日。先制されたものの、粘り強いピッチングを続け待望の復活星。試合後のヒーロインタビューでは「辛い日々がほとんどだったんですけど、いつかまた一軍で投げることを夢見て頑張ってきました」とコメントされていました。ファンとしても高橋昂也投手が一軍で投げる姿を見たいと思っていましたから、この日は最高の一日になりました。
今回ご紹介するのは、復活を果たした高橋昂也投手にちなんだ1枚です。
◆今週の一枚～通算11枚目～◆
【高橋昂也プロ初勝利Tシャツ】
2018年6月28日 巨人戦（マツダスタジアム）
この日、自身3度目の先発となった高橋昂也投手。6回2失点の好投でつかんだ初勝利でした。そしてTシャツのデザインにもありますがプロ初ヒットのおまけ付き。Tシャツの右下にちっちゃい“ミニこやまる”がヒットを打っているイラストも可愛いですね。
さらに「難攻不落」の文字。これは高橋昂也選手の座右の銘ですが「攻撃するのが難かしく、たやすく陥落しないこと」の意味です。座右の銘の通り、難攻不落の大手術を乗り越えた高橋昂也選手。これからも難攻不落な相手に向かって思いっきり腕を振ってくれると思います。
そしてこの手術や勝利には、じつはいくつかの“巡り合わせ”があると聞いたことがあります。
まず高橋昂也選手が小さい頃から通っていた病院と、トミー・ジョン手術をする病院が偶然一緒だったこと。それによってご両親も巡り合わせを感じ手術を承諾したということを聞きました。そして初勝利も復活勝利も巨人からという巡り合わせもドラマティックでイイですよね！
ちなみに、Tシャツ発売日に自分が何をしていたのかを過去のスケジュールを見て調べてみると・・京都で舞台の本番をやっておりました。「あれ？どうやってゲットしたんだろう？」と思い、その日のことを思い出してみると・・。
13時からの本番に向けて準備が忙しいなか、こっそり楽屋を抜け出して争奪戦に参加し、無事にゲットしてから本番へ・・そんな記憶が蘇ってきました。劇場の楽屋口で雨の降る中、必死でスマホをいじっていた記憶があります（苦笑）。
話を高橋昂也投手に戻します。手術から復活を果たした昨年の二軍戦で先発勝利した時のウイニングボールは、お世話になったトレーナーさんに差し上げたそうですが、今回の復活のウイニングボールは誰に渡したのか気になるところです。インタビューでご両親が勝利を喜んでおられましたから、ご両親のところに渡っているといいなぁ。これからの高橋昂也投手におおいに期待したいと思います！
それではまた来週！！
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我善導(われ・ぜんどう)
愛知県出身。2005年WAHAHA本舗に所属。役者として小劇場から商業演劇、ミュージカル、ドラマ、CM等ジャンルを問わずに活動中。【主な出演作品】舞台：「ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー（トルネコ役）」、「ゾロ・ザ・ミュージカル」、「ロマンシング・サガ」他多数。ドラマ：「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう（レギュラー)」、NHK朝の連続テレビ小説「まれ」、「半分青い」他多数
【今後の出演情報】 我善導初の主演舞台「我善導をおもしろがる会 vol.1 〈カスとスカ、おまけにクズ〉」6/10～6/13 下北沢小劇場B1にて！詳しくはワハハ本舗ホームページを！
[我善導公式Twitter] @warezendou
