若き主砲候補として大きな期待を受けながら、ルーキーイヤーの2024年以来一軍からは遠ざかっている仲田侑仁。今季は二軍で4本塁打、打率.238の数字を残し、6月には西地区トップの15安打、打率.333をマークしてMVPにも輝いた。着実に成長を続ける姿を見守ってきた迎祐一郎二軍打撃コーチが、仲田への期待とそのポテンシャルを語った。(取材は2026年8月上旬)
◆間合いを測る力は天性のもの。成長の手応え感じる若き大砲
6月には自身初となる『ファーム月間MVP』を受賞した。二軍で4番を任される機会も増え、安打数、本塁打数などキャリアハイの数字も残している。一発が期待される選手だけに、「打ってこの世界で生き残るしかない」と迎コーチは語る。
高卒野手でありながら、プロの球に対して臆さず強いスイングができることも仲田の強みだったという。
「バットを振る力はありました。あとはどれだけプロのスピードに対応できるか、です」
それが、現時点の迎コーチの評価だ。
プロ3年目を迎えた今シーズン、二軍で着実に打席数を重ねたことで、変化球にもストレートにも、仲田自身の間合いで強く振れるようになっているという。
「この 『間合い』を測る力はもともと仲田が持っていた部分でもあります。課題をすべて克服できているわけではありませんから、成長の過程にあると捉えています」
ルーキーイヤーの最終戦でプロデビューを果たして以来、一軍からは遠ざかっている。二軍で試行錯誤を続ける姿に、迎コーチは「自分に今、何が必要なのか。それを自分で考える力もプロでは必要です。そういう面でも、徐々に仲田の成長は感じています」と期待を寄せる。
首脳陣の期待を受けて、秘めたるパワーを宿した大砲候補は着実に成長の階段を上っている。
■仲田侑仁(なかだ・ゆうと)
2005年7月31日生/沖縄県出身
187cm/103kg、右投右打
沖縄尚学高−広島 (2023年ドラフト4位)
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