今季の全日程を終えたファーム・リーグ。東地区・中地区・西地区の3地区制に移行して1年目のシーズン、カープは47勝63敗11分、西地区4位でシーズンを終えた。
2025年ドラフト育成1位で入団した小林結太は春季キャンプから存在感を発揮し、今季は二軍で33試合に出場。育成出身選手が活躍する姿を刺激に変え、支配下登録に向けて汗を流してきた。小林が持つ魅力と課題を、迎祐一郎二軍打撃コーチが語る。(取材は2026年8月上旬)
◆魅力のフルスイングを活かしつつ、体の使い方の見直しも
「独特な体の使い方をする選手です」
迎コーチは、小林の打撃についてそう評価する。可動域を広く使うことができる打者である一方で、ケガがちなところが懸念でもあるという。
「脇腹を二度、痛めています。そうなると、体の使い方から一度見直す必要があるのではないかと思っています」
2025年の育成ドラフト1位で城西大から入団。武器は正確な送球技術と広角に強いバッティングだ。ただ、フルスイングは魅力である一方で、故障と隣り合わせというリスクもある。
「同じように振っていてもケガをしない選手もいます。トレーニングなのか、メカニック的な部分なのか、もしかするとその両面かもしれません。どちらに重きを置きながらやっていくのかというのは、指導する側としても今考えているところです」
捕手というポジション上、打席に立つ機会は限られる。「それは言い訳にはならない」としながらも、その中で数字を残さなければいけない、と迎コーチは語る。
「僕たち指導する側にとっても、勉強になる選手ばかりです。どのようなアプローチをすれば彼らの成績につながっていくのか、常に探りながら向かい合っていますね」
苦しんだルーキーイヤーを乗り越え、来季は支配下登録をつかみ取りたい。
■小林結太(こばやし・ゆうた)
2004年2月15日生/岡山県出身
177cm/82kg、右投左打
関西高−城西大−広島 (2025年育成ドラフト1位)
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