入団当初、秋山翔吾に「宇宙人」と表現されたというエピソードを持つ大型ルーキー・平川蓮。プロ1年目のシーズン、相次ぐ故障に見舞われても、その自然体のスタイルは変わることがない。完全復活が待たれる期待のルーキー、その素顔に迫った。(全3回/第3回)

二軍で出場した公式戦で、全力ダッシュを見せる平川

◆ドラ1のプレッシャーもなんのその。目指すはカープの看板選手

―周囲の先輩にも物おじせずに質問に行かれているとのことですが、印象に残っているアドバイスはありますか?  

「カープの先輩ではないのですが、巨人で捕手をされている大城(卓三)さんに『どういう打者が怖いですか?』と聞いたことがあります。すると『初球からガンガン振ってくる打者。逆に当てにくる打者は怖くない』と言われたので、早速やってみようと思って、初球からガンガン振るようにはしています」

―平川選手は2025年のドラフト1位で入団し、今シーズンがプロ1年目でした。周囲の期待をプレッシャーに感じることはありましたか。  

「あまりないですね。街で『ドラ1じゃん』と言われる時に、『俺、ドラ1なんだな』と思うぐらいです(笑)。『頑張れよ』と声をかけられることもありますね。いつの日か球場で、試合前に外野でノックを受けていたらお客さんから『お前は変化球が打てないから、変化球の練習しろ』と言われたこともありました。なので『わかりました』と応えたこともありましたね(笑)」

―新井貴浩監督から掛けられた言葉で、印象に残っているものはありますか。  

「右打席の時に、『右の股関節に入れるだけで良いよ』と言われたことですね。それを意識して結果も出ました。『あれだけやっておけば良い』と言われて、それをやってホームランが出たので、一番頭に残っています」

―同じドラフト1位の佐々木泰選手は1学年上ですが、普段はどんな先輩ですか?  

「面白い先輩です。あまり真面目な会話をしたことがないです(笑)。選手としては、器用すぎる人だなと思っています。最初は4番だったので、4番っぽいスイングをしていた感じがありましたけど、今は打順も変わって、器用にバッティングしているなと思って見ています。将来一緒にチームの中心としてやっていきたいなと思っています」

―将来、カープの中でどんな存在になりたいですか。  

「看板選手ですね。ずっと看板選手になりたいと思っています」

―明るい雰囲気やムードメーカーのような部分も印象的ですが、そこは意識していますか。  

「特に意識とかはしていないですね。自然にやってます(笑)」

―昔からそういうタイプなのですか?  

「よく分からないですね(笑)」

―最後に、ファンのみなさんに、自分のどこを見てほしいか聞かせてください。  

「バッティングはこれから上がっていくと思うので。バッティングにも肩にも注目してほしいです!」

■平川 蓮(ひらかわ・れん)
2004年3月31日生・北海道出身・プロ1年目
北海道・国際情報高ー仙台大ー広島(2025年ドラフト1位)

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