いよいよ今日開幕する2026年プロ野球。4年目を迎える新井カープは、2年連続Bクラスからの脱却が期待される。プロ10年目にして初の開幕投手に任命されたのは、床田寛樹だ。ここでは、左腕エースとして投手陣の柱となった床田のこれまでを、広島アスリートマガジンの過去インタビューで振り返る。今回は2025年シーズン開幕直前のインタビューでが語っていた開幕投手への思いをお届けする。

(『広島アスリートマガジン2025年3月号』掲載記事を再編集)

初の開幕投手に決まった床田。投手陣の柱としても期待が集まる

◆もっと勝ち星が取れなければいけなかった

ー2024年シーズンは安定感ある投球で、2023年から続いて2年連続二桁勝利をマークされました。

 「シーズンの最初は良くて、終盤はダメだったという感覚で、自分自身『もう少しなんとかできなかったのか?』と思う1年でしたね。一昨年は初めて二桁勝利を達成できましたが、結構肘が痛くて、のらりくらりやってきていた感じでした。昨年は1年間を通して肘の状態も自分の状態も良いイメージで投げることができていました。ただ、その良い感覚があるにも関わらず、2年連続で11勝と同じ勝ち星だったというのは、悔しいなと思いましたし、もう少し勝ち星が取れていないといけないと思いました」

ー開幕投手への期待の声もあると思います。意識はされますか?

 「開幕投手は年齢的にも、やらないといけないというか、結果もそれなりに出てきた中で、やりたいなと思うようになりましたね。いつまでも大瀬良(大地)さんにおんぶに抱っこではダメだと思っているので、やはり僕と森下(暢仁)がこれから引っ張っていかないといけないなと思っています」

ー開幕投手と聞いて、どのようなことを連想されますか?

 「1年通してのチームの顔といいますか、1年間やってもらわないといけない、かつしっかり結果を残さないといけない人ですね。責任があると思いますし、やりたいとは思います。もちろんみんな責任はありますが、特に1年間チームを引っ張っていかないといけない投手だと思います」

ー先発ローテーションの柱となった今、チームにとってどういう立場の投手が理想であると考えていますか?

 「根本は変わらないのですが、負けない投手が一番すごいと思います。貯金がつくれる、勝率が高い投手ですね。昨年でいうと、菅野智之投手のような投手がエースだと思っています。貯金がつくれて、勝負どころの試合でしっかりと勝てる人ですね」

 

カープをより深く、より熱く。日本唯一の広島東洋カープ専門誌!
「カープマガジン」2026年3月25日、創刊!