10月17日、2026/27明治安田J1リーグ第10節が行われ、サンフレッチェ広島はホーム・エディオンピースウイング広島で京都サンガF.C.と対戦した。前半をスコアレスで折り返したものの、後半に3ゴールを奪った広島が3-0で快勝。攻守にわたって主導権を握り、ホームに駆け付けた26,382人のファン・サポーターに勝利を届けた。
広島は序盤からボールを保持しながらも、京都にゴール前へ迫られる場面が目立った。前半4分には左サイドからのクロスに反応した京都・中野瑠馬にシュートを打たれたが、GK大迫敬介が左足で好セーブ。立ち上がりのピンチをしのいだ。
徐々にペースをつかんだ広島は、ゴールには至らなかったものの、前半だけで12本のシュートを記録。京都の4本を大きく上回り、攻勢を強めながら試合を折り返した。
両チーム無得点で迎えた後半、広島は早々に均衡を破る。後半3分、左サイドから仕掛けると、最後は菅大輝がペナルティエリア左から右足を振り抜き、ゴール左下に流し込み待望の先制点を奪った。今季リーグ戦初スタメンの菅は、起用に応える今季初ゴール。紫に染まったスタジアムは大きな歓声に包まれた。
先制後も広島は攻撃の手を緩めない。後半19分には加藤陸次樹、キム ジュソン、松本泰志を投入し、試合の流れを引き寄せる。さらに後半29分には浅野拓磨がピッチへ。広島復帰後、エディオンピースウイング広島での公式戦初出場となり、スタジアムから大きな拍手と歓声が送られた。
追加点が生まれたのは後半33分。ペナルティエリア内へ送られたスルーパスに鈴木章斗が反応し、ドリブルで持ち込むと最後は左足でゴール左下へ流し込んだ。今季リーグ戦8得点目となる一撃で、広島がリードを2点に広げた。さらに後半37分、ペナルティエリア手前からのスルーパスに抜け出した加藤が、ペナルティエリア中央から右足でゴール右下に決めて3点目。途中出場のストライカーが期待に応え、勝利を大きく引き寄せた。
広島は最終的にシュート21本を記録。一方、京都のシュートを7本、枠内シュートを2本に抑え、守備面でも安定感を示して、3-0で勝利を収めた。また、広島がホームで京都に勝利したのは、エディオンスタジアム広島時代の2023年6月以来、約3年4カ月ぶり。エディオンピースウイング広島では初めて京都を下し、リーグ戦の連勝も4に伸ばした。
浅野のホーム初出場という明るい話題も加わり、攻守に充実した内容を見せた広島。ホームのファン・サポーターに、チームの勢いを感じさせる一戦となった。
◆今西和男 著
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