◆「負けていられない」という気持ちにさせてくれる、若手選手の台頭

—遠藤投手にとって髙投手はどのような存在ですか?

 「仲間でありポジションを争うライバルでもあるので、すごく刺激になります。試合が終わった後は一緒に投球を振り返りますし、そのなかで自分の考えを整理したり、髙から教えてもらうこともたくさんあります。髙と話をすることで僕自身も気持ちを切り替えることができた場面も多かったですし、すごく良い関係性を築けていると思います」

—髙投手から良い刺激を受けているのですね。

 「最初の頃は、僕が打たれて髙が抑えると悔しい気持ちもありましたが、今は髙が抑えるとうれしいですし、お互いに『ふたりでチームを支えていくんだ』という気持ちで向き合うことができていると思います」

—石井弘寿コーチが投手コーチに就任され、ブルペンを担当されていますが、どのような存在でしょうか。

 「登板結果が良くても悪くても、毎日会話をさせてもらっています。真面目な話も冗談も言い合える、すごく良いコーチに巡り会えたと感じています。僕だけでなく、他の投手にとっても『スイッチを入れてくれる』存在です。打たれると、やはり気持ちの面で落ち込むこともあるのですが、『今までお前に助けてもらった試合がたくさんある。下を向く必要はないぞ。このまま頑張ってほしい』と言っていただけたことは、すごくうれしかったですね」

—チームでは、髙投手をはじめ若手が一軍登板の機会を増やしました。どのように感じていましたか?

 「勢いのある若い投手が増えてきて、すごく力をもらっています。『負けていられない』という気持ちにもさせてくれますし、彼らの闘志に奮い立たせてもらってもいます。試合になればもちろん負けたくないという気持ちはありますが、本当に良い存在だなと感じています」

■遠藤淳志(えんどう・あつし)
1999年4月8日生・茨城県出身
霞ケ浦高-広島(2017年ドラフト5位)

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