◆一軍でも狙うは4番

─ 甲子園には2年の夏に初出場しましたが、当時のことは覚えていますか?

「それがあまり覚えていないんですよね(苦笑)。そのとき肘を故障していて、痛みに耐えるのに必死で。球をほとんど投げれなかった状況で甲子園の雰囲気を感じる余裕はありませんでした」

─ その後カープからドラフトで指名され、プロへの切符をつかみましたが指名された瞬間のことは覚えていますか?

「自分は指名されるとしたら4位か5位くらいかと思っていたんですが、意外と早かったのでホッとしました。カープに対しては3連覇しているチームですし、すごく勢いがある印象でした。また智弁和歌山高と同じ赤がチームカラーですし、自分のユニホーム姿も想像しやすかったですね(笑)」

─ 今後こだわっていきたい数字はありますか?

「クリーンアップを打つなら打点が重要だと思っているので、そこはこだわっていきたいですね。良い場面で打つことが増えれば、自然と打率も本塁打もあがってくると思います。また打順としては今打たせてもらっているように、一軍でも4番を打てるようにがむしゃらに頑張っていきたいと思います」