サンフレッチェ広島は8月3日、8年目のMF・森島司が名古屋グランパスへ完全移籍すると発表した。

完全移籍が発表された森島司(写真は2022年)

 森島は、名古屋グランパスのJrユース出身の26歳。三重県・四日市中央工業高から2016年に広島に加入し、2017年にJリーグデビューを果たすと、2020年からは背番号10を背負い中心選手として活躍した。2022年シーズンはキャリアハイとなる公式戦47試合に出場し、チーム2位となる11得点を挙げていた。

 森島はクラブを通じて以下のコメントを発表。

「名古屋グランパスに移籍することになりました。この夏のタイミングになり、申し訳なく思っています。僕の人生の中で間違いなく一番難しい決断となりました。

入団して7年半が経ち、その間にいろいろな経験をさせてもらいました。試合に出られない苦しい時期もありましたが、ファン・サポーターやもちろん選手、スタッフの支えがあり、辛い時期を乗り越えることができました。また、残留争いの厳しい年や昨年にはルヴァンカップ初優勝など、皆さんと苦しみを乗り越え、喜びを分かち合えたことを誇りに思います。

 初めて練習参加したとき、本当にアットホームでレベルが高く、その日にすぐこのチームに入りたいと思わせてくれるチームでした。そして加入してからも思ったとおり本当に素晴らしい選手やスタッフ、ファン・サポーターの皆さんに囲まれてすごく幸せでした。

 初めて入ったチームがサンフレッチェ広島で本当に良かったと心の底から思っています。今までありがとうございました」

《森島 司(もりしま・つかさ)選手プロフィール》
■生年月日
1997年4月25日(26歳)
■出身地
三重県
■身長/体重
175cm/67kg
■血液型
A型
■ポジション
MF
■サッカー歴
四日市中央工業高等学校 ⇒ サンフレッチェ広島