サンフレッチェ広島レジーナは10日、FW・吉野真央がAC長野パルセイロ・レディースに完全移籍すると発表した。
吉野は熊本県出身の24歳。早稲田大から2022-23シーズンにレジーナに加入し同年プロデビューを果たすと、ここまでリーグ・カップ通算13試合に出場していた。
吉野はクラブを通じてコメントを発表。
「サンフレッチェファミリーのみなさま、スポンサー企業のみなさま、サンフレッチェ広島・サンフレッチェ広島レジーナに携わる全てのみなさま、日頃より温かいご支援、ご声援、力強い後押し誠に感謝申し上げます。
私事ですが、この度サンフレッチェ広島レジーナを退団し、AC長野パルセイロ・レディースへ移籍することになりました。
レジーナでの2年半、正直上手くいくような毎日ではありませんでした。自分自身の力不足と不甲斐なさを、これまでのサッカー人生で1番痛感した2年半でした。それでも、どんな時でも支えてくれるチームメイト、温かく見守ってくださるクラブスタッフ、『応援してるよ』『頑張ってね』といつも言ってくださるファン・サポーターのみなさま、心強いサンフレッチェファミリーが私の背中をいつも押してくれました。
だからこそ、このチームで活躍して皆様への感謝の思いを体現したかったです。
しかし、私自身サッカー選手としての成長を考えた時に、新たにチャレンジをして、もっともっと成長したいなと強く感じ退団することを決意しました。
私はレジーナが、広島が、広島の人が本当に大好きです。
誠に勝手ではありますが、いつかもっともっと成長して、怖い選手になって、サンフレッチェファミリーのみなさまと広島の為に闘いたいと思っています。
最後になりましたが、サンフレッチェ広島・サンフレッチェ広島レジーナに関わる全てのみなさま、大変お世話になりました。本当にありがとうございました」