6月、横浜DeNAベイスターズ・吉岡暖は「経験を積みたい」「ストレートにこだわりたい」と明確な目標を持って、ルートインBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスへやってきた。BCリーグのシーズン終了まで派遣され、実戦経験を積むこととなる。
高校時代は1年からベンチ入りを果たすと、3年時には春のセンバツ大会にも出場。甲子園で脚光を浴びた高卒2年目の有望株は、栃木の地でどう花開くか。新天地で挑戦を始めたばかりの、若き右腕の声をお届けする。
―栃木ゴールデンブレーブスでプレーすることが決まった時、どんなお気持ちでしたか?
「試合経験を積むためにも、良かったなという気持ちが大きかったです」
―栃木ゴールデンブレーブスの環境について、どんな印象ですか?
「DeNAとは試合までの時間の使い方が違いますね。グラウンド整備なども自分たちでやらなければなりません。そういった部分では、厳しい世界で野球をやっているなと感じています」
―ご自身のプレースタイルや、栃木のファンに注目してほしいポイントを教えてください。
「ストレートでどんどん勝負していくところです。BCリーグにはストレートの良い投手が多いですが、その中でもストレートで勝負していきたいと思っています。また、今までストレートにこだわってやってきたのでそこを見てほしいです」
―オフシーズンにはウィンターリーグにも参加されていましたが、その経験を通じて感じた変化はありますか?
「宗さん(川﨑宗則選手)と一緒に野球させていただいて、より一層ピッチャーとしての考え方やメンタル面が変わりました。いろいろなプレッシャーがある中で投げた経験を通じて、あまり考えずにどんどん攻めていけるようになったと思います」
―川﨑選手からは『よく食べる健全な青年』という印象を持っていると伺っています。川﨑選手について、どのような先輩だと感じていますか?
「昔も今も大スターに変わりはないですが、プロ野球選手というより、一人のパパみたいな存在です。視野が広く、いろいろな選手に声をかけたり手助けをしたりしている印象があります」
―今シーズンのテーマや目標を教えてください。
「とにかく経験を積むことが一つです。自分の武器をもっと理解して、来年に向けて自分がどうあるべきなのか、どうやりたいのかを明確にしていきたいです。また、自信を持ってプレーできるようになりたいと思っています」
―最後に栃木のファンの皆さんへメッセージをお願いいたします。
「1つでも多く勝利に貢献できるように投げていきます」
■吉岡 暖(よしおか・はる)
2006年8月28日、徳島県出身
182cm88kg、右投右打
阿南光高-横浜DeNAベイスターズ
※今季終了までの期限付き派遣

