広島ドラゴンフライズが、アウェーで西地区1位の琉球ゴールデンキングスと対戦。これまでB1の壁に跳ね返されていた広島だが、この日も一方的な内容になるなど改めて上位勢との差を突きつけられた。

第1クォーターから厳しい戦いが続くなか、果敢に敵陣に飛び込んだ朝山正悟選手。

◆ドラゴンフライズ・ヘッドコーチ&選手コメント

堀田剛司ヘッドコーチ
「前半に関しては、守備で戦術を変えていたところが上手く機能した部分があり、競った状況を作れた。後半の入りから相手に対応され、スリーポイントシュートを決められる場面が増えた。オフェンスリバウンドを22も取られてしまい、実際に65%くらいは取られてしまった。ゾーンディフェンスをやっているので仕方ない部分もあるが、取られすぎた。重要な場面でのターンオーバーも点差が離れてしまった原因。最後に点差が離れた状況で出てきた選手は最後まで諦めず、攻守で積極的に攻めていたので、ここは次の試合につながる終わり方だと思う。なかなか勝率を伸ばせない厳しい状況だが、前を向いて次の新潟戦で勝ちきれるように準備していきたい」

アイザイア・マーフィー
「(出身地の沖縄でプレーをして)今まで沖縄に行ってみたい気持ちは強く、やっと沖縄の地でプレーできて嬉しく思う。苦しいシーズンではあるが自分の役割は、エネルギーをチームに与えていくこと。ルーキーなので、チームメイトからプレー面でも色んなものを学び、吸収してみんなにエネルギーを与えていきたい」

■試合結果
2020-21シーズン第21節/2月6日/沖縄市体育館
●(5勝29敗/西地区10位)広島ドラゴンフライズ 70-100琉球ゴールデンキングス(25勝9敗/西地区1位)〇
(1Q:16-20.2Q:21-25.3Q:12-36.4Q:21-19)

【スターター】
広島/トーマス・ケネディ、朝山正悟、岡本飛竜、アイザイア・マーフィー、グレゴリー・エチェニケ
琉球/並里成、ドウェイン・エバンス、岸本隆一、田代直希、ジャック・クーリー