◆しっかり結果を残して日本代表に

─再び首位を奪うために必要となってくるものは何でしょうか?

 「真ん中の僕がもっと声を出せればチーム全体も引き締まっていくでしょうし、若い選手がチームを引っ張って活気が溢れていた方がチームに良い流れが出ると思います。中断期間から攻めも重視する戦い方になったんですけど、実際に良い形も増えています。なので、あとは最後の精度にこだわってやっていければ勝てる試合も増えてくると思います。戦術やチームの方向性は間違っていないと思います」

─では個人としての課題は?

 「アジリティ(敏しょう性)に課題があります。歩幅が大きいと指摘されたのでラダーなどで足さばきの練習をしています」

─将来的な目標も聞かせてもらえますか。

 「海外に行って日本代表にもなって、最終的にはW杯にも出たいという気持ちが日毎に増しています」

─となると大迫敬介選手、松本泰志選手(現セレッソ大阪)の代表選出は刺激になっているでしょうね。

 「自分より年下の選手がA代表に行くというのは毎日、刺激になっています。自分もしっかり結果を残せば日本代表につながるんだという気持ちがありますので、毎日意識を高く持って取り組めています。あとチームとしてはJリーグ、ルヴァン杯、天皇杯と3つの大会が残っています。その3つすべてを取るつもりで全員が戦っていますので、それを実現させるために常に100%を出していきたいと思います。応援よろしくお願いします」