一軍での活躍に期待がかかる長野久義選手。

 6月22日のヤクルト戦から、開幕から不振が続く堂林翔太に代わり、新型コロナウイルスの感染から復帰した長野久義が一軍に再昇格した。

 長野は6月3日に活動を再開。8日のウエスタン・リーグで実戦復帰を果たすと、それ以降、二軍戦で9試合に出場。21打数5安打1打点の成績を残していた。

 現在の一軍野手陣を見渡すと、代打を含め、右打者が足りていない状況。それだけに経験豊富なベテラン長野にかかる期待は大きい。

 長野の今季の一軍での成績は、27試合に出場して打率.200、11安打、3打点。4月25日の巨人戦(東京ドーム)から安打が出ていないだけに、まずは復帰安打に期待がかかる。

 チームが巻き返しを図るうえで、優勝経験のあるベテランの活躍は欠かせない。卓越した打撃センスを発揮し、チームの勝利に貢献したい。