埼玉の名門・花咲徳栄高からドラフト4位でカープに入団した韮澤。高校時代まで任されていたショートのポジションには、田中広輔、小園海斗など、高い実力を持つ先輩選手たちがひしめている。高い壁を乗り越えようと日々汗を流す若鯉の素顔を紹介する。
─プロ1年目のシーズンをここまで過ごされてみていかがでしょうか?
「最初は分からないことばかりで、疲れたり緊張することが多かったのですが、だんだんと慣れてきました。キャンプの時期は高校時代とは全く違うすごくレベルの高いプレーを見ることができていたので、充実していたと思います」
─キャンプ期間中はどのようなテーマで練習をしていましたか?
「まずはケガをせず乗り切ることでした。そういう意味では良いキャンプが過ごせたと思っています。また沖縄のキャンプでは菊池さん(涼介)や、長野さん(久義)がいらっしゃったので、学べることは全部吸収してやろうと思って見ていました」
─菊池選手は同じ内野手ですが、球界トップクラスの守備をご覧になっていかがでしたか?
「本当にすべてのプレーがうまくて、球際も強いですし、体幹の強さにも驚きました。プロに入ってすぐにトップクラスのプレーを間近でみることができたのはとても大きかったと思います」