シーズン初勝利以降、勢いの止まらないサンフレッチェ広島。4月2日以降、リーグ4試合、ルヴァンカップ2試合を戦い、5勝1分負けなしという驚異的な強さを誇っている。
ここではサンフレOBの吉田安孝氏が、独自の目線で選んだ、月間(3月12日・東京戦〜4月6日・横浜戦)MVP&ベストゴール&ベストゲームを紹介する。
※データ、成績などはすべて4月26日時点のもの。
◆[月間MVP/藤井智也]
◆[月間MVP/満田誠]
今月はサンフレッチェ広島の『攻撃の軸』になっている2人をMVPに選出!
藤井は、ずば抜けたスプリント回数や、試合終了間近でも40〜50mを駆け上がるタフさに加え、湘南戦で満田のJ1初ゴールをアシストしたクロスが特に素晴らしかった。カットインからのシュートもできるようになれば、相手チームからすると手の付けられない選手になると思います。
満田は先月のベストゴールにも選びましたが、シュートが本当にうまい。湘南戦では、膝下だけを使ってボールの中心にしっかりミートさせるという高い技術を見せてくれました。この調子でいけばシーズン2桁得点を狙えるかもしれません。加入して間もないですが、シャドウでもワイドでも活躍できている点も素晴らしいです。
◆[月間ベストゴール/VS横浜F・マリノス戦の2ゴール目:森島司]
佐々木のスルーパスから満田が折り返し、森島がダイレクトで決めたゴール。
素早くゴール前に走り、相手DFを横切って決めるという動きが見事でした。森島がこれまでずっと練習で取り組んできたことが形になった、文句のつけようがないゴールだったと思います。
◆[月間ベストゲーム/Jリーグ第7節:VS横浜F・マリノス]
攻守に渡って横浜にほとんど仕事をさせない、素晴らしい試合でした。
立ち上がりは少し押されるシーンもありましたが、後半は運動量が落ちることなくパーフェクトに近い展開。森島がバックステップで下がりながら、助走なしで打った1点目も良かったです!