サンフレッチェ広島は21日、C大阪のFW・加藤陸次樹が完全移籍で加入することを発表した。

完全移籍加入が発表された加藤陸次樹

 埼玉県出身の25歳。今季ここまで3ゴールのFWは、サンフレッチェ広島ユースから中央大を経てツェーゲン金沢でプレー。2021年からC大阪に完全移籍加入すると、2022年シーズンは公式戦41試合に出場し12得点をマークしていた。昨シーズンのルヴァン杯決勝戦では広島と対戦し、C大阪の先制点となるゴールを挙げている。

 満田誠が5月に負傷離脱、ピエロス・ソティリウも治療のため一時帰国(現在は復帰)、ドウグラス・ヴィエイラのコンディション不良などFW陣の不調が続くなか、ユース育ちのストライカーの凱旋には大きな期待がかかる。

 加藤はクラブを通じて、「育った環境の元で新たに覚悟を持って戻って来ました。この移籍の重みを忘れずに、これからも日々精進して恩返しが出来るように戦っていきたいと思います。よろしくお願いします」とコメントを発表した。7月24日のトレーニングからチームに合流する予定。

《プロフィール》
加藤陸次樹(かとう・むつき)
1997年8月6日生、埼玉県出身
ポジション/FW
サンフレッチェ広島ユースー中央大ーツエーゲン金沢ーC大阪