昨季、クラブ初のタイトルとなるルヴァン杯を制したJ1アビスパ福岡は20日、福岡市内で「新年感謝の集い」を開催した。

新年感謝の集いはサポーター、スポンサーを招いて開催された。

 毎年シーズン前に開催されるこの会は、トップチーム選手とスタッフが、サポーターをはじめ、福岡市、スポンサー、後援会などクラブを支える人々を招き、新シーズンへ向けての決意を伝えるという内容だ。

 オープニングではアビスパ福岡オフィシャルチアリーダーズが華やかに演出し、川森敬史会長による挨拶で会はスタートした。そして壇上に長谷部茂利監督・全選手が登壇。長谷部茂利監督は「リーグ戦6位以上、ルヴァン杯ベスト4以上」と目標を掲げ、選手代表として今季主将2年目となるDF奈良竜樹が挨拶。さらに、新加入選手挨拶では広島から完全移籍のFWナッシム・ベン・カリファら5選手がサポーターの前で意気込みを語った。

 その後、福岡市長の高島宗一郎氏による挨拶、株式会社エイジェック代表取締役社長・古後昌彦氏の乾杯挨拶が行われ、2024シーズンの新ユニホームも披露された。また過去クラブに在籍し、昨季限りで引退した選手らのビデオメッセージ、さらに昨季在籍していた田邉草民氏がサプライズ登場した。例年行われている選手参加イベントでは、MF金森健志らが登場し、新春福笑いなどで会場を沸かせた。

 2023シーズンはクラブ史上最高順位であるJ1リーグ7位、ルヴァン杯優勝と躍進したアビスパ福岡。さらなる飛躍を目指す2024年に向け、チーム、サポーター、スポンサーの気持ちが高まるとなる時間になったはずだ。