昨シーズン後半、11本塁打をマークするなど存在感を発揮し、飛躍のきっかけをつかんだカープの長距離砲・末包昇大。シーズンオフには2年連続で鈴木誠也(カブス)らとの自主トレに臨み、會澤翼らと共に護摩業も行うなど充実のオフを過ごした。

一軍復帰を目指す末包昇大選手

 しかしキャンプイン直前にまさかの故障。西川龍馬のFA移籍により空席となった外野1枠の最有力候補と目されていた男は、二軍キャンプでのリハビリを余儀なくされた。

「ケガである程度制限をされてましたが、細かい体の使い方をしっかり追求することができました。それは結果としてバッティングなどにつながると思います」。春季キャンプは我慢の1カ月となったが、あくまで本人は前向きだ。

「ケガをしてしまうと、どうしてもネガティブになりますけど、ポジティブに考えてやらないといけないですし、まだシーズンは始まってもないですからね。『どう始まるか?というより、どう終わるか?』を大事にしてやっていきたいです。スタートは少し遅れるかと思うのですが、終わった時に『そんなこともあったね』と言われるような活躍ができればと思います」。

 チーム屈指の長打力はカープ打線の大きな武器となる。この逆境を力に変え、まずは早期一軍復帰を目指す。