5月15日、エディオンピースウイング広島で開催されたJ1リーグ第14節・広島ー鹿島戦は、1ー3で鹿島が勝点3を手にした。広島は後半に投入されたマルコス・ジュニオールが1点を奪うも追いつけず、名古屋戦に続きホームで悔しい敗戦となった。

今季リーグ戦初ゴールを挙げ、カメハメ波のポーズを決めるマルコス・ジュニオール

 広島は立ち上がり5分、CKからのゴール前の混戦から鹿島・植田直通にヘッドで決められて1点を失うと、さらに15分には鈴木優磨にPKを決められ0ー2と離された。流れを変えたい広島は、後半には先発した満田誠に代わってマルコス・ジュニオール、東俊希に代わって松本泰志を投入。さらに荒木隼人に変えてピエロス・ソティリウをピッチに送り出す。すると後半20分、植田のクロスをカットしたマルコス・ジュニオールがそのままゴールに流し込み1点を奪う。ここで勢いに乗りたい広島だったが、後半39分、鹿島のFW・チャヴリッチに追加点を決められ勝負あり。再三ゴールに迫るシーンはありつつもネットを揺らすことはできず、名古屋戦に続き、ホームで苦しい2連敗。2万5000人を超えるファン・サポーターの前で5戦ぶりの勝利を届けることはできなかった。

 これで広島は6戦未勝利。次節は、アウェイで京都と対戦する。