6月4日に第95回都市対抗野球北関東大会の初戦を迎えたエイジェック社会人野球部。試合は序盤にエイジェックが先制に成功すると中盤以降は継投策に転じ、3対1でエイジェックが初戦を制した。
先制点を挙げたのはエイジェック。2回表に1死から杉山拓海と河原井卓の連打で一、三塁の好機をつくると、7番・岡島颯が初球から積極的に仕掛けて犠飛の間に先制に成功。その後はこの日先発のマウンドに上がった5年目の金城乃亜が走者を背負うものの、粘りの投球を展開し、試合は中盤を迎える。5回には主砲4番・内田靖人の適時打が飛び出し2対0で試合を折り返す。先発の金城は5回65球でリリーフ陣にマウンドを託した。
その後もエイジェックは継投で試合をつくると、9回の攻撃ではルーキー髙岡佳将がレフトスタンドに第1号ソロを放ち、3対1と試合を決定づけた。最後は今季ドラフト候補のエイジェック河北将太が登板し、打者3人でピシャリと抑え、勝利をつかんだ。
都市対抗野球北関東大会の初戦をものにしたエイジェック。次戦は、6月6日11時30分〜太田市運動公園野球場で、名門・日立製作所と対戦する。2021年以来の都市対抗野球大会本戦出場へ向け、エイジェック旋風を期待したい。