カープは25日、磯村嘉孝、山足達也、韮澤雄也、名原典彦の4選手に、来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。
磯村はプロ15年目の32歳。2010年ドラフト5位で中京大中京高から入団すると、2012年に一軍初出場を果たす。2023年には国内FAの権利をつかむも残留し、カープでの15年間で289試合に出場、499打数110安打53打点、打率.224を残していた。
山足は2024年現役ドラフトでカープに入団。今シーズンは開幕一軍入りを果たすも、5月に登録を抹消されると以降は出場機会に恵まれず、一軍での出場はわずか11試合だった。
韮澤は2019年ドラフト4位で花咲徳栄高から入団。世代別代表に選出された経験も持つ内野手として期待を集めたものの、今シーズンは一軍出場はなかった。プロ6年間で一軍通算63試合出場75打数10安打、打率.133に止まっていた。
名原は地元・広島出身の25歳。瀬戸内高から青森大を経て2022年育成ドラフト1位でカープに入団すると、俊足の外野手として注目を集めた。今シーズンは二軍で46試合に出場し、田中広輔に並ぶ6盗塁をマークしていた。育成再契約の予定。

