カープはサンドロ・ファビアン、エリフレス・モンテロと来季の契約を更新したと発表した。
ファビアンは来日1年目の2025年シーズン、一軍で138試合に出場し539打数149安打17本塁打65打点、打率.276をマークした。6月には『大樹生命月間MVP賞』にも輝き、カープからは11年ぶりとなる外国人選手の選出として話題となった。
ファビアンは球団を通じ、「2026 年シーズンに私を再び迎え入れてくれた広島東洋カープ球団に感謝しています。また、私の才能を信じて起用してくれた新井監督、コーチ陣、スタッフのみなさま、ひとりの仲間として受け入れてくれたチームメイト、報道関係者のみなさんにも心より感謝いたします。日本中の野球ファンの皆さんに楽しんでいただけるよう、これからも誠実で力強く、心を込めたプレーを継続していきます。カープファンの皆様、またすぐにお会いしましょう!」とコメントを発表。ファンに対しては「ファンのみんな、愛してるよ!」と熱いメッセージを送った。
モンテロもファビアンと同じく2025年シーズンからカープに加入。シーズン序盤は負傷により二軍での調整となったが5月に一軍に再合流すると、6月以降は4番を任されるなど打線の中心として活躍した。105試合368打数94安打9本塁打41打点、打率.255。モンテロは球団を通じて以下のコメントを発表。
「まず、このような貴重な機会を与えてくれた広島東洋カープ球団のみなさまに感謝します。新井監督をはじめ、コーチのみなさま、球団関係者のみなさま、私を信頼して起用していただき本当にありがとうございました。そして、カープファンのみなさまの温かいご声援に、心から御礼申し上げます。球場の熱い声援、応援歌、そしてどんな困難な状況でも私たちを信じ続けてくださる気持ちが、私たちの背中をぐっと押してくれます。私自身、今季のNPBでの経験を活かし、来シーズンはチームの勝利により貢献できるよう、全力でプレーするので応援よろしくお願いします。『ガンバリマショウ!』」。
また来季、新たに加入する外国人投手、フレディ・ターノックの獲得も発表。先発投手として期待のかかる助っ人右腕は球団を通じ、「2026 年に広島東洋カープに加入できることに、これ以上ないほど興奮しています。日本の文化を体験し、チームが成功を収めて優勝できるよう貢献できるのを楽しみにしています!」とコメントした。ターノックはアメリカ出身の26歳。ブレーブス、アスレチックスを経て2025年シーズンはマーリンズ傘下でプレーしていた。

