サンフレッチェ広島は5日、松尾喜文コーチが12月10日に行われるACLE・上海申花戦をもって契約満了となることを発表した。
松尾コーチはドイツでSCデュッセルドルフWEST、1.FCケルン国際部のコーチを経て、2022年、スキッベ監督の就任とともに広島のトップチームコーチに就任。監督の言葉を選手やサポーターに届ける通訳としてもサポートしてきた。気さくな人柄でも知られ、SNSでは『#松尾コーチのマネ』のハッシュタグも誕生。多くのファン・サポーターに愛された。
松尾コーチはクラブを通じてコメントを発表。
「サンフレッチェファミリーのみなさまへ
この度、契約満了によりサンフレッチェを離れることになりました。
5年前のスキッベ監督との偶然の出会いが、ルヴァンカップで2回も優勝できるほどのキセキにつながるとは思ってもいませんでした。
スキッベ監督とともに通った吉田への道のりは忘れがたい思い出になりました。海も山も、サッカーも野球も食文化もある広島は僕の理想郷です。
広島での出会いはこれからもかけがえのないものとなるでしょう。
出会った人全員に感謝しています。
4年間ありがとうございました」
広島は11月に4シーズンにわたってチームを率いたミヒャエル・スキッベ監督の、12月にはセハット・ウマルコーチの退団を発表している。

