リーグの秋春制移行に伴い開催された、明治安田J1百年構想リーグ。地域リーグラウンドの最終節となった第18節・サンフレッチェ広島ー名古屋グランパス戦は、4-2で広島が快勝した。
試合開始時点で、広島は勝点27でグループ4位。対する名古屋は勝点31で2位につけていた。広島はこの試合で勝てば3位以内の可能性が残り、名古屋は優勝の可能性を残す互いに『負けられない一戦』だ。
広島はW杯メンバーに選出されたGK・大迫敬介がベンチ外。代わって大内一生が、3月27日・神戸戦以来となるスタメン入りとなった。3−4−2−1のミラーゲームとなった一戦は、序盤から互いに攻守が目まぐるしく入れ替わる展開となる。
試合が動いたのは前半33分。加藤陸次樹が奪取したボールを受けた川辺駿がペナルティエリア手前まで持ち上がる。左サイドに鈴木章斗、右サイドに中村草太が走り込み、ここで川辺は中村を選択。前節・京都戦で今季2得点目をあげていた中村が、スピードに乗ったままファーに流し込んで広島が先制点を奪う。
しかし前半アディショナルタイム、名古屋のFW山岸祐也のゴールで同点に追い付かれると試合は振り出しに。同点で後半へ突入するかと思われたが、失点直後、ペナルティエリア手前で中村のパスを受けた鈴木がエリア内に侵入。パスを受けた中野就斗のフリックから、最後は川辺が低弾道シュートを叩き込み、広島が勝ち越しに成功し、2-1で前半を終えた。
後半も立ち上がりから広島が主導権を握る。後半2分、東俊希のパスを受けた中野就斗が自ら決めて追加点を奪い、広島が点差を広げた。さらに11分には鈴木がトラップからの見事な反転シュートで4点目を奪った。その後広島は名古屋に押し込まれる時間帯が続き、後半22分に森島司のゴールで2得点目を許したが、4ー2で広島が逃げ切り、90分勝利で3位フィニッシュの可能性を残した。
一方、同日開催された神戸ー福岡戦(ベスト電器スタジアム)で神戸が勝利したため、WESTグループの首位は神戸が確定。広島は翌24日に行われた岡山ーC大阪戦の結果を受け、WESTグループ4位が確定した。
EASTグループ4位・川崎とのプレーオフ第1戦は、5月30日、エディオンピースウイング広島で行われる。

