サンフレッチェ広島が長距離移動を挟む中3日の試合で、今季初のクリーンシートを達成した。

ケガが心配されたジュニオール・サントスと野上結貴もベンチ入り。後半26分にはそろってピッチに立った。

 “名将”ロティーナ監督率いる清水エスパルスをホームで迎え撃ったサンフレッチェは、前半からゲームを支配。大型補強に成功し、J1開幕戦で鹿島アントラーズに快勝した清水を寄せ付けない。

 守備ではヴァンフォーレ甲府から新たに加入した今津佑太が、今節では右のサイドバックとして機能。佐々木翔、荒木隼人との連携も申し分なく、清水の攻めを未然に防ぐことに成功した。

 攻めては浅野雄也が得意の左足やヒールでの流し込みなど、決まればゴラッソ級のシュートで清水ゴールを脅かし続けた。そして攻めの姿勢が功を奏し、後半14分にはセットプレーから荒木がシュートを流し込み、サンフレッチェが今節も先制点を奪ってみせた。