カープファンになった当初は、本来は右打ちなのに、同じ1番ショートということで、野村謙二郎さんの影響から左打ちにチャレンジしたこともありました。少年野球チーム内で勝手な練習をしたら怒られるので、友だちと公園で練習をしてたんですけど、結局あんまり上達せずに左打ちは断念しました。

 東京出身なので、中学校までは周りにカープファンは少なかったですね。でも高校生になったら、同じ部活のなかにカープファンがいて、よく神宮球場に応援に行きました。東京にもこんなにカープファンがいるんだってビックリしながら、外野席で一生懸命にスクワット応援をしていましたよ。あのときのスクワットが、のちの新日本プロレスの入門テストにも役立ちましたね。あのスクワット応援がなければ、新日本プロレスの入門テストに落ちていたかもしれないです(笑)。

 カープファンになって25年以上経ちましたけど、なかなか優勝できない時期も長かったですよね。ここ数年は“勝つのはこんなに楽しいんだ”って思うことも多いけど(笑)、でもなかなか勝てない時期でも、オレが応援しなくちゃっていう使命感みたいなものがありました。

 新日本プロレスも2000年代の最初は観客動員で苦戦していた時期もあって、当時ファンだったオレは会場に行って一つでも空席を埋めなきゃ、なんとかしなくちゃって思ってたんです。野球に関してはいまだにファンだし、オレなりに使命感を持ってカープを応援しています。

 そんなオレなりのカープ愛をこれから書いていきたいと思うので、皆様よろしくお願いします。では、次の連載まで、トランキーロ…あっせんなよ!