◆ミスター赤ヘルがエディオンスタジアム広島に登場

7月3日のイベントに山本浩二さんが来場しスタジアムを盛り上げた。

チームは7月3日の鳥栖戦(△1ー1)、そして11日の横浜FC戦(●0ー1)を終え、五輪開催による中断期間に入りましたが、鳥栖戦はカープとの共同記念ユニホームを着用した、まさに歴史的な試合となりました。

 ここですごいのはミスター赤ヘル・山本浩二さんが来場されて、カープの永久欠番・背番号8が刻まれたサンフレッチェの赤いユニフホームを着て観戦されたこと。さらに、サンフレッチェの伝統の8番を付ける川辺の移籍前ラストゲームであること。映画のような美しいシナリオに興奮を隠せませんでした。

 山本浩二さんとは試合の前半を一緒に観戦しましたが、「サッカーは全く見たことがない」と言われていたにも関わらず、サッカーの中で一番大事なことをズバリ指摘されました。

「ボールに対して何人も走っていけばチャンスになる。受け手と出し手だけじゃなく、3人目、4人目がいれば連動してチャンスになる。そして、どちらのボールでもないときに取ること。球際に強いことがやっぱり大事なんじゃのぉ」と浩二さん。

 まさにその通りで、その大事なことにすぐに気づくとは、さすが山本浩二さんだと感激しました。球際の強さが大切なのは野球も同じなので、「競技は違っても通じるものがある」と言われていたのが印象的でしたね。いち地方都市に優勝経験のあるトップクラスのチームが2つもあるなんて、広島は本当に恵まれていると思います。今回のように、お互いが手を取り合った企画を、毎年実現できると素晴らしいですね。