― 入団されたのは平成9年ですが、優勝争いというのはまだないです。
黒田「そうですね。僕が入る前の年ですかね、最後に優勝争いをしたのは」

― では優勝争いの中で一年間投げるというのは初めてという事ですね。
黒田「まあ優勝争いしているかどうか、やってみないとわかりませんが(笑)」

― 昨季できなかったけど、今年こそはやり遂げようと思っていることはありますか。
黒田「やはり気持ちの面じゃないですか。マウンドに立ったときにどれだけチームを引っ張っていけるか、盛り上げていけるかだと思います。あとはもう本当に、いけるところまでいって、僕の投げる試合はできるだけ中継ぎの人がゆっくりできるようにしたいです」

― 自分で投げる試合は全て完投する、という気持ちですね?
黒田「いや、そこまで完投は意識してないですけど。まあ一人でもそういう完投のピッチャーが出てくれば、ピッチャーのやりくりも楽になるとは思います。中継ぎの人は、毎日毎日ブルペンに入って、(試合で)投げない日でもブルペンで投げているわけですから。そういう意味では先発が1イニングでも多く投げれば、チームの循環というか、ピッチャーの中での巡り合わせも良くなってくると思うんで。開幕戦で勝って良いスタートが切れたので、これから一年間を通してローテーションの中で投げていけるるように頑張ります。応援よろしくお願いします」