音・風・速さを体験できる地元大会は7月に開催!

 広島に来て3年目のシーズンを迎えましたが、オフの過ごし方で気に入っているのは、クラフトビールを飲みにいくことです。広島は意外とブルワリー(小規模醸造所)が多く、いろいろなクラフトビールが楽しめるのが良いところですね。『あわストア』というビール屋さんは、種類がとにかく豊富なのでよく足を運んでいました。ビールのラベルを『ジャケット』と呼ぶんですが、「このデザインかっこいいな」と思ったビールをジャケ買いするのも楽しみの一つです。 ヴィクトワール広島も、『セッションズブリュワリー』(中区十日市)とコラボしたオリジナルクラフトビールを会場で売っていたことがあるんですよ。

『ヴィクトワール広島』は、そうした地域の様々な方たちとの関わりを大切にした、地域密着型のチームを目指しています。スポンサードしてくださる地元企業の方々とお話をさせていただく機会もあるのですが、その度に、みなさんに支えていただきながら競技ができていることを実感しています。ファンも熱い方ばかりで、広島で大会を開催すると、チームカラーであるオレンジが沿道ですごく映えていたのが印象に残っています。そういう風景を見ると、しっかり競技で成績を出したいという思いがより強くなりますね。

 7月8・9日には、三原市の佐木島を1周する『佐木島ロードレース』と、西区の商工センター周辺の国道を使って開催される『広島クリテリウム』が控えています。いろいろなチームが集まって開催されるレースなので、ぜひ現地で生の音やスピード、迫力を感じてもらえたらと思います。

《プロフィール》
阿曽 圭佑 (あそ・けいすけ)
1992年4月14日生、三重県出身
高校時代に競技自転車を始め、大学卒業後は和歌山・三重を本拠地とするサイクリングチームに所属。海外を経て2021年からヴィクトワール広島。同年、エースとしてチームにJCL初勝利をもたらした。

【 ヴィクトワール広島 】
2015年、中四国初のプロ自転車ロードレースチームとして誕生。同年からJプロツアーに参入し、2020年にUCI(国際自転車競技連合)のコンチネンタルチームに登録された。2021年からはジャパンサイクルリーグ (JCL) に参戦している。レース活動の他、地域でのサイクリングイベント、自転車安全教室など多数開催。

■□■ information ■□■ヴィクトワール広島は、広島県のスポーツコミッション『スポーツアクティベーションひろしま』(通称:SAH)が展開する、広島横断型スポーツ応援プロジェクト・Team WISHに参加中! SAHでは広島県のスポーツを幅広く取り上げたWEBマガジンも公開。
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