ナゴヤドームで行われた本日の中日戦は10対3で勝利。ルーキー森下暢仁は、9回途中136球の力投でプロ初勝利を飾った。

今シーズン2度目のマウンドにあがった森下暢仁は、初回、昨日3安打を放った平田良介を空振り三振を抑えるなど三者凡退スタート。続く2回裏も好調の高橋周平、阿部寿樹を連続三振に打ち取り、上々の立ち上がりを見せた。3回裏に1死満塁のピンチを招くも大島洋平を併殺打にとり無失点でしのぐと、4回裏と5回裏はいずれも三者凡退に。6回裏に招いた1死一、二塁の場面も無失点で切り抜けた。7回以降も球威は衰えず、9回1死まで136球を投げて被安打9、2四死球、7奪三振。9回に3点を失い最後はフランスアにマウンドを譲ったが、デビュー戦となったDeNA戦に続く素晴らしい内容でプロ初勝利を手にした。

ピレラをサード、堂林翔太をレフトに起用する新オーダーで臨んだカープ打線は、2回表、1死二塁から田中広輔がタイムリーを放ち、2試合ぶりの先制点をもたらした。以降も打線がつながり、ピレラの適時打、西川龍馬の2点タイムリーで4点を奪い、中日の先発・梅津晃大を攻略。4回表にはピレラがソロホームラン、5回表には堂林翔太が2ランホームランを放ち、森下暢仁を強力に援護した。終わってみれば、3本のホームランを含む15安打10得点。ピレラ、西川龍馬、堂林翔太、田中広輔の4人が猛打賞を放つ活躍を見せた。