80年を超えるプロ野球の歴史の中でも、一握りの選手しか達成することができない節目の記録。選手たちが熱い闘志で球史に名を刻むその瞬間に、立ち会う準備はできているか‼️(6月28日現在の記録)

チームの大黒柱として、今季も勝ち星を重ねていきたい大瀬良大地。

◆『通算1000奪三振』 大瀬良大地 あと64! 

5年連続開幕投手を任されたエースは、制球力の高さとストレートの速球、多彩な変化球を巧みに操り、相手打者を翻弄。勝負強さと冷静なマウンドプレーで奪三振を量産してきた。3連覇を果たした2018年は159三振を奪い、2019年には長冨浩志、紀藤真琴の球団記録7者連続奪三振に迫る6者連続奪三振を記録。昨シーズンまでに通算878奪三振を積み上げた。プロ10年目となる今シーズンでの1000奪三振達成に挑む。
現在:936奪三振 達成まで:64奪三振

◆『通算100セーブ』 栗林良吏 あと25!​

 ルーキーイヤーの開幕2戦目で初登板し、永川勝浩以来となる18年ぶりの初登板初セーブを挙げる。さらに開幕から22試合連続無失点で、新人投手による開幕からの連続無失点試合数の日本記録を更新。頼れる守護神としての座を不動のものとした。翌年も史上2人目となる新人から2年連続30セーブ以上の快挙。今シーズンはケガが影響して本来の投球を展開できていないが、3年連続30セーブ以上で通算100セーブの達成を目指す。

◆5月17日 達成!『1000投球回』 九里亜蓮

 先発から中継ぎまで、これまで幾多の場面でマウンドに立ち続けた、カープ随一の強靭な肉体を持つ右腕。2014年に入団し開幕2戦目に初マウンドへ登った。2年目は登板機会が減ったものの、その年以外は常に20試合以上の登板機会を得て、プロ10年目にして1000投球回を達成。ちなみにカープ生え抜きの投手での最多投球回数は、北別府 学の3113回。レジェンドに一歩でも近づくため、これからも九里はマウンドに立ち続ける。

◆4月20日 達成! 『通算500打点』 松山竜平

卓越したバットコントロール、パワーあふれるバッティングが魅力で、チームとファンに希望を与えてくれる頼れる存在。ここぞというチャンスでの痛快な一打で劇的なサヨナラ勝ちなど、数々の記憶に残る名場面を生み出してきた。3割を超える得点圏打率もその勝負強さを物語る。チーム最年長となった16年目の今シーズンは、代打での登場が主だが高い集中力で通算500打点を達成。今後も勝負の場面での一発に期待がかかる。

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