サンフレッチェ広島は7月7日、FW・鮎川峻が大分トリニータに育成型期限付き移籍することを発表した。

大分への育成型期限付き移籍が発表された鮎川峻(写真右)

 鮎川は愛知県出身の21歳。広島ユースを経て、2019年から2種登録選手となった。2020年にトップチームに加入すると、2021年には公式戦26試合に出場。3月21日の大分戦でプロ初ゴールを挙げた。ユース育ちの日本人ストライカーとして大きな期待を集めた鮎川だったが、2022年はケガに苦しみ公式戦出場はわずか3試合にとどまっていた。今シーズンはここまで8試合で途中出場している。

「このたび、大分トリニータに期限付き移籍することになりました。ケガをしてから、選手やスタッフ、ファン・サポーターの方などに沢山支えられて無事復帰することができました。しかし、復帰してもなかなか思うような結果を残すことができず、とても悔しいです。サンフレッチェ広島に関わる全ての方々への感謝を忘れず、応援してくださる方に届くような活躍をして成長したいと思います」と 鮎川はクラブを通じてコメントを発表。

 移籍期間は2024年1月31日までとなり、期間中に行われる広島との公式戦には出場しない。

◆鮎川 峻(あゆかわ・しゅん)
2001年9月15日生、愛知県出身、ポジション・FW
広島ユースーサンフレッチェ広島