サンフレッチェ広島は28日、今シーズンまで広島でプレーした柏好文の、J2甲府への完全移籍を発表した。

最終戦セレモニーでチームメートに胴上げされる柏

 柏は2008年に甲府でプロキャリアをスタートし、2014年に広島に移籍加入した。長く広島のサイドに君臨してきた。クラブが初のカップタイトルを獲得した2022年には、カップ戦10試合に出場。チームを優勝へと導いた。2023年からは出場機会が大きく減少しており、2024シーズンはリーグ6試合、カップ1試合、天皇杯3試合に止まっていた。

 柏は2024年12月1日に行われたホーム最終戦では、ゴール裏に向かって「人に恵まれ、人に愛され、紫のユニホームを11年着れたことが、僕の誇りであり幸せでした」と感謝の言葉を残していた。