サンフレッチェ広島は17日、エディオンピースウイング広島で、今シーズン韓国リーグ1部から期限付き移籍で加入したGKチョン・ミンギの加入会見を行った。

エディオンピースウイング広島で会見に臨むチョン・ミンギ(右)

 チョン・ミンギは韓国出身の29歳。 FC安養、全北現代モータースなどでプレーし、昨シーズンは水原FCに所属していた。初の海外挑戦となる今回の移籍について、「サッカーを始めた時から、Jリーグに挑戦するのが夢だった」と語り、広島に対しては「オファーをもらい、話を聞くなかで非常に素晴らしいチームだという印象を受けました。自分がこのチームの一員として活躍して、優勝に貢献できたらどれだけ良いだろうかと感じ、迷いなくこのオファーを受けると決めました。チームに合流して2週間ほど経ちますが、最高のメンバー、チームだと確信しています」と笑顔で話した。

 雨野裕介強化本部長は、「190センチの長身を活かしたシュートストップが得意のGK。高さを活かしたクロスへの対応や、局面を変えることができるキックの精度も高い」と期待を寄せる。すでに2月16日に行われたアウェイ・町田戦ではベンチ入りも果たしており、Jリーグの舞台を肌で感じたというチョン・ミンギ。「本当にたくさんのファンの方が、アウェイにも駆けつけてくださっていました。自分がピッチに立った時にはどのような雰囲気になるのか、すごく期待が膨らみました」と、J初出場に向けて意気込んだ。

■チョン・ミンギ
1996年2月9日(29歳)
中央大学校 ⇒ FC安養 ⇒ 全北現代モータース ⇒ 水原FC
ポジション:GK
背番号:26