4月6日に行われた広島ーC大阪戦は、試合終了間際のセットプレーからの得点で広島が逆転勝利に成功。次節・4月12日の岡山戦はエディオンピースウイング広島初の『中国ダービー』として注目も集まるなか、広島がリーグ2位へと浮上している。

広島は新井直人、荒木隼人の得点で勝利をつかんだ

 広島は前半15分にルーカスフェルナンデスのゴールで先制点を奪われたものの、わずか3分後に新井直人のゴールで同点に追いつく。さらに試合終盤にCKを獲得すると、中野就斗のロングスローを受けた中村草太がゴール前に鋭いパスを供給。これに反応した荒木隼人が左足で押し込み逆転に成功した。1点のリードを守り切った広島がホーム2連勝。チームは現在リーグ2位に浮上している。

 試合後スキッベ監督は、「前半はC大阪が握った試合だったと思う。(大迫)敬介に助けられたシーンもあった。ただ、失点の後にすぐゴールを奪うことができたのはよかったと思う。後半は盛り返すことができ、自分たちらしい試合を展開することができた。前半の状況から立て直すことができたチームを誇りに思う。今日のような試合に勝利し、上位に食いついていくことができたのはうれしく思います」と振り返った。

 広島は次節、ホームで岡山と対戦。エディオンピースウイング広島初の『中国ダービー』を制し連勝を伸ばすことができるか。注目が集まりそうだ。