8月7日の阪神戦で2番・セカンドとしてプロ初スタメンで起用されると、第2打席で早速プロ初安打プロ初打点を記録した羽月隆太郎。与えられた大きなチャンスでしっかりと結果を残した2年目の若鯉・羽月は、どのような特徴を持ったプレーヤーなのか? ここでは羽月自身が考える選手として長所、そして成長著しい同期の選手たちへの思いなどを語ったルーキーインタビューを紹介する。
(『広島アスリートマガジン』2019年8月号)

プロ2年目ながら、攻守の全力プレーでチームに活気をもたらしてる羽月隆太郎選手。

ー 羽月選手一番のアピールポイントを教えてください。 「脚力です。小さい頃から走ることが好きで、今でも走ることは誰にも負けたくないという気持ちがあります。走力を盗塁、走塁に生かすのはもちろん、守備や打撃も含めて全てのプレーで足を使ってアピールしていきたいと思っています」

ー 走塁や盗塁技術について、参考にしている選手はいますか?
「チームには足のスペシャリストである赤松真人さん(現二軍外野守備・走塁コーチ)がいますし、西川遥輝さん(日本ハム)や、赤星憲広さん(元阪神)の盗塁シーンなどを見て勉強しています。みなさん投手のモーションを見て癖を盗む、その洞察力がすごいですね。自分はまだまだ経験が浅いですし、足りていない部分です」

ー 盗塁について現在はどんな意識で取り組んでいますか?
「少しずつですけど、いろいろな投手と対戦してきた中で『行ける!』と自分で思ったときには、思い切ってスタートを切るようにしています」