サンフレッチェ広島は8日、今季、Kリーグ・水原FCから期限付き移籍で加入したGK・チョン ミンギの契約満了を発表した。
チョン ミンギは今年2月に広島に加入。加入会見では「サッカーを始めた頃から、Jリーグに挑戦するのが夢だった」と明かし、「優勝に貢献できたらどれだけ良いだろうかと感じている」と力強く語っていた。リーグ戦への出場はなかったものの、ルヴァン杯ではプレーオフラウンド第1戦からプライムラウンド準決勝・第2戦までのすべてでスタメン出場。プレーオフラウンド・第2戦で見せたPKストップのほかスーパーセーブを連発し、ルヴァン杯タイトル獲得に大きく貢献した。
チョン ミンギはクラブを通じてコメントを発表。
「シーズンが始まる直前に広島へ来て、気が付けばもう1年近くもの時間が経ち、こうしてお別れのご挨拶をすることになりました。この1年の間に、本当にたくさんの瞬間が思い出として蘇ってきます。
広島に来たばかりの時から温かく迎えてくださり、そしてこの約1年の間、いつも私と妻に優しい笑顔で接してくださったこと、心から感謝しています。
そして、ルヴァンカップで初めてエディオンピースウイング広島で先発出場した時のあのファンのみなさんの熱い応援は、私のサッカー人生で決して忘れることのない幸せな記憶です。本当にありがとうございました。ルヴァンカップの優勝に少しでも力になれたのであれば、とても光栄でうれしく思います。
ケガの影響で最後までチームの力になれず申し訳ない気持ちでいっぱいですが、この1年間、たくさんの愛情を注いでくださったことに心から感謝しています。これからは私も一人の“広島を応援するファン”として、遠くからみなさんを応援していきます。
残りの私のサッカー人生、サッカー選手チョン・ミンギとして頑張っていきますので、これからも応援していただけたらうれしいです。
広島ファンのみなさんのパンダ ミンギより」

