サンフレッチェ広島レジーナは18日、2025年7月からチームのアンバサダーを務めていた近賀ゆかりが、5月14日付けで同職を退任したと発表した。近賀氏は、日本女子代表(なでしこジャパン)コーチに就任する。

なでしこジャパンコーチへの就任が発表された近賀ゆかり氏

 近賀氏は神奈川県出身。なでしこリーグの日テレ・ベレーザ、INAC神戸レオネッサ、海外の複数クラブを経てWEリーグ発足元年の2021-22シーズンにサンフレッチェ広島レジーナへ加入。初代キャプテンを務めた。日本代表としても活躍し、2011 FIFA女子ワールドカップでは全試合フル出場して日本の初優勝に貢献した。2024-25シーズン限りで現役を引退。以降レジーナのアンバサダーとして活躍していた。

 近賀氏はクラブを通じてコメントを発表。

「サンフレッチェファミリーのみなさん。
 このたび、なでしこジャパンのコーチに就任することとなり、レジーナアンバサダーを退任することになりました。
 レジーナ創設からこれまで、本当にさまざまな経験をさせていただき、幸せな5年間を広島で過ごすことができました。
 2万人を超えるスタジアムの雰囲気、引退セレモニーなど。思い返すたびに涙が込み上げるような、たくさんの感動と思い出を皆さんからいただきました。
 引退する際に『日本女子サッカーが世界のトップへ行くために、学んでいきたい』と決めていました。そして、引退から1年というタイミングでこのお話をいただき、自分自身驚きもありましたが、挑戦をしたいと思いました。

 この決断を後押ししてくださったクラブには、心から感謝しています。
 レジーナからは離れることになりますが、ずっとずっと大好きなチームです。
 レジーナが数年後、アジア、そして世界を代表するチームになっていくことを心から願っています。

 そして、日本一のサポーターのみなさん、ぜひなでしこジャパンへの応援もよろしくお願いします。11月に、大好きなエディオンピースウイング広島でお会い出来ることを楽しみにしています。

 最高に充実した5年間、本当にありがとうございました」

 また、サンフレッチェ広島の久保雅義社長は近賀氏のコメントを受け、「任期途中の退任は非常に名残惜しいですが、広島から日本女子サッカーの未来を牽引する現場へと羽ばたく彼女の新たな挑戦を、クラブとして力強く応援していきます」とコメントを発表した。

 なでしこジャパンは11月29日にエディオンピースウイング広島で、12月5日にJFE晴れの国スタジアムで国際親善試合の開催が決定している(対戦相手は未定)。