サンフレッチェ広島は15日、W杯北中米3カ国大会の日本代表メンバーにGK・大迫敬介が選出されたことを受け、エディオンピースウイング広島で記者会見を行った。
鹿児島県出身の大迫は26歳。2019年に広島でプロデビューを果たすと、2023年からは正GKとしてリーグ戦のほぼ全試合に出場し、チームの守護神としてゴールマウスを守ってきた。これまで東京五輪やEAFF E-1サッカー選手権、キリンチャレンジカップ、W杯アジア最終予選などで日本代表に選出されてきたが、W杯本大会のメンバー入りは今回が初めて。広島からのW杯メンバー選出は、駒野友一(2006年・ドイツ大会)、青山敏弘(2014年・ブラジル大会)に続き3人目で、GKとしてはクラブ史上初の快挙となった。
会見に出席した大迫は、「(メンバー発表は)緊張しました。選ばれてほっとしています」と安堵の表情を浮かべた。そして、「日本代表は小さい頃からテレビで見てきた憧れの存在。そのメンバーに入ることが夢でした。世界の強豪と対戦できる大会なので、すごく楽しみです」と、初のW杯へ向けた思いを口にした。
広島ユース出身の守護神は、クラブへの感謝も語った。
「僕自身、サンフレッチェユースで育ててもらい、ここまで成長させてもらいました。だからこそ、このクラブからW杯に行くことに意味があると思っています。ただ選ばれるだけではなく、ピッチに立ってこそ、これまで関わってくださった方々に良い報告ができると思う。得意のシュートストップでチームを勝たせたいです」
W杯北中米大会は、6月11日からアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国で開催される。日本代表は6月14日(日本時間15日)のオランダ戦で大会初戦を迎える。今回の代表メンバーには、大迫のほか、Jリーグ勢では早川友基(鹿島)、長友佑都(FC東京)らが選出された。クラブのアカデミーから世界最高峰の舞台へ。広島の誇る守護神が、大きな期待を背負い、北中米の地に挑む。

