カープの長距離砲として存在感を示してきた末包昇大。昨季は一軍で123試合に出場し、11本塁打をマークしたものの、今季はここまで一軍昇格はない。悔しさをバネに二軍で虎視眈々と昇格を狙う末包の、現在の思いに迫った。
プロ入り以降、主砲候補として期待され続けてきた末包は、今シーズンの開幕を二軍で迎えた。4月には二軍で2戦連発など快音を響かせてはいるものの、なかなか昇格の機会をつかめず試行錯誤の日々が続く。そのなかでも、「ある程度、自分のプラン通りには進んでいる」と語る。
「一軍に呼ばれてないのは、それだけの実力ということなのだと受け止めています。まずは一軍に呼んでもらえるように、しっかりとやるべきことをやって、良いものを毎日出していければいいなと思います」
『自分の良いものを出す』。そのために、新たなチャレンジも始めているという。
「ホームランだけでなく、二塁打などの長打を増やしていきたいです。引っ張っても、逆方向にも良い打球が出ているので。そのあたりは、新たな取り組みが良い結果に結びついていると感じます」
確かな手応えを感じる一方で、30歳の大台を迎える今シーズンに向けては強い思いも抱いている。
「今年で30歳になります。これからの野球人生を長くするのも短くするのも、自分の今年の結果にかかっていると思っています」
プロ5年目、30歳。『ジャンボ』と呼ばれ愛されるスラッガーは、「一軍で野球をやってなんぼですから」と力をこめる。
「とにかく早く一軍に上がれるように、自分の長所をアピールする。それだけです」
現在、打率と得点がリーグワーストと苦しむカープにとって、末包の放つ一発が大きな風穴になってくれるに違いない。
■末包昇大(すえかね・しょうた)
外野手
188cm/108kg
1996年5月27日生、香川出身
高松商ー東洋大ー大阪ガスー広島(2021年ドラフト6位)
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