8月28日、『第4回・エイジェックカップ中学硬式野球グランドチャンピオンシリーズ』決勝戦が開催され、浜松北ボーイズと武蔵府中リトルシニアが対戦。名門らしいそつのない野球を見せた武蔵府中リトルシニアが優勝を飾った。

優勝を決めた武蔵府中リトルシニア

◆武蔵府中リトルシニアが初優勝。攻守に存在感を放った外野手がMVP

 第4回・エイジェックカップ中学硬式野球グランドチャンピオンシリーズは、8月26日から28日にかけて明治神宮野球場で開催。 28日には、準決勝第1試合・第2試合と決勝戦が行われた。

 武蔵府中は前の試合でリリーフ登板し「中40分」でマウンドに立った高橋湊が、サイドハンドから繰り出すスライダー、シンカーで浜松北打線を翻弄する。

 2点を先制された武蔵府中は3回、一死満塁とすると、決勝で今大会初めてスタメン起用された5番・原口礼慈の犠牲フライで1点を奪い、中継が乱れる間に二塁走者も本塁を突き同点に追いつく。

 続く4回にも2点を奪い、主導権を握ると、高橋から準決勝で先発した折原紬太につなぐリレーで逃げ切った。

 浜松北は2年生で3番に座る松本讃大があわやホームランというレフトフェンス直撃の二塁打を放つなど、持ち前の強打を見せる場面もあったが、6失策と守備の乱れが響き及ばなかった。

 優勝した武蔵府中リトルシニアの小川紀輝監督は、「2試合とも選手達の持ち味を出せた試合でなかった」としながらも、堅実に要所を締める名門らしい野球が光った大会だった。

 最優秀選手には、準決勝で3安打を放つなど、攻守にスピードを活かしたプレーを見せた竹原廉人外野手(武蔵府中)が、優秀選手には投打にわたる活躍を見せ、主将としてもチームを牽引した高野煌大外野手(武蔵府中)と、準決勝で特大の本塁打を放った齋藤倖次郎投手(浜松北)が選出された。

最優秀選手に輝いた、武蔵府中・竹原廉人

【準々決勝 試合結果】
8月27日/エイジェックスタジアム
SKポニー 3-2 谷山イーグルス(6回裏降雨コールド)

【準決勝 試合結果】
8月28日/明治神宮野球場
第1試合:浜松北ボーイズ 10-2 SKポニー(5回コールド)
第2試合:武蔵府中リトルシニア 4-3 兵庫伊丹ヤング

【決勝 試合結果】
8月28日/明治神宮野球場
武蔵府中リトルシニア 5-2 浜松北ボーイズ

【個人賞】
最優秀選手 竹原廉人外野手(武蔵府中)
優秀選手  高野煌大外野手(武蔵府中)
      齋藤倖次郎投手(浜松北)
敢闘賞   外崎凌雅外野手(SK)
      樋口真大投手(兵庫伊丹)
      関本隼真投手(谷山)
測定賞※  竹原廉人外野手(武蔵府中)
打撃賞※  金田拓海外野手(兵庫伊丹)

※8月26~27日に、エイジェックスポーツ科学総合センターで実施された測定会において
身体能力に優れた選手を『測定賞』、打撃能力に優れた選手を『打撃賞』として表彰した。