9月2日、2026/27明治安田J1リーグ第5節が行われ、リーグ4位のサンフレッチェ広島はホーム・エディオンピースウイング広島で名古屋グランパスと対戦した。

 前節のガンバ大阪戦からスタメンを2人変更した広島は、中島洋太朗とセバスティアン アレーに代わり、松本泰志と川村拓夢を起用。松本、川村は今季リーグ戦初スタメンとなった。

先制ゴールを挙げた、サンフレッチェ広島・加藤陸次樹

 序盤から主導権を握ったのは広島だった。ボールを保持しながら積極的に相手陣内へ攻め込み、前半15分までに7本のシュートを記録するなど、試合を優位に進めた。数字の上でも広島が上回ったものの、最後の局面で決め切ることができず、試合は0-0で後半へ折り返した。

 広島は後半開始と同時に動いた。川村に代えてアレーを投入し、鈴木章斗をシャドーへ。アレーが1トップに入る形で攻撃に変化を加えると、後半立ち上がりから広島が立て続けに決定機を作った。

 後半2分には加藤陸次樹がペナルティエリア左からシュートを放つと、続く後半4分には松本がドリブルでペナルティエリア内へ進入してシュート。いずれもゴールには至らなかったものの、広島が後半開始直後から積極的に名古屋ゴールへ迫った。

 一方、名古屋にもチャンスが訪れる。後半8分、高嶺朋樹のクロスに和泉竜司が合わせたが、その後のVARチェックの結果オフサイドとなり無得点に終わった。

 そして後半27分、広島がついに均衡を破った。ペナルティエリア内での攻防から川辺駿がシュートを放つと、相手DFがブロックしたこぼれ球に加藤が反応。右足でゴール左下へねじ込み、待望の先制点を奪った。

 広島はここから一気に攻勢を強める。後半35分、アレーのパスをペナルティエリア内で受けた鈴木が、右足でゴール右下へ。広島が貴重な追加点を奪い、リードを2点に広げた。

 さらに後半アディショナルタイム。途中出場の鮎川峻のパスを受けたアレーが、ペナルティエリア中央から左足でゴール左上へ突き刺した。アレーにとってはホームでの初ゴール。3−0として、広島が勝利を決定的なものとした。

 試合はそのまま終了。広島は名古屋を3-0で下し、3試合ぶりの勝利を飾った。最終的なシュート数は広島16本、名古屋4本。ボール保持率でも広島が上回り、攻守両面で主導権を握り続け、クリーンシートで勝点3をつかみ取った。

 これでリーグ戦5試合を終えて、広島は3勝2分で無敗を継続。26,892人が集まったホームで3試合ぶりの勝利を飾った。

 

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