第13節の浦和戦(○4ー0)で連敗を脱出したサンフレッチェでしたが、その直後、第14節の札幌戦(●0ー1)で再び敗戦し、なかなか波に乗り切ることができませんでした。対照的な試合となった、この2つの試合から見えたことを、今回は語っていきたいと思います。

 まず浦和戦は、浦和のチームコンディションが良くなかったという点に助けられた部分はあったと思いますが、スコアや内容は十分に褒められるものでした。この試合を見て改めて『走った方が勝つ』というシンプルな結論に行き着きました。球際の攻防、ハードワーク、あらゆる側面で見てもサンフレッチェのメンバーが優っていましたし、それが如実に現れた試合になりました。